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子どもたちの心を育むことを目的とする「浦和レッズハートフルクラブ」とアジアで草の根交流を図る「ハートフルサッカー in バングラデシュ」を3月23日、ダッカで活動を行いました。 「国連プログラム」に準じた活動となる今回は、23日に現地入りし、翌24日はドハール県のムドルクラ高校に向かいました。学校に到着すると1,500名以上の児童・生徒が迎えてくれました。 会場となるムドルクラ高校にて、ハリム県副知事に対しFOUNAPとレッズが寄付金とボール、衣料品等を寄贈する贈呈式典を行いました。
昨年3月から埼玉スタジアム等でFOUNAPがファン・サポーターの皆さまから募ったものと、バングラデシュ支援のために販売したラバーバンドの収益の寄付金合計は、 1,213,734円となりました。これらの寄付金と贈呈品は、ドハール県での初等教育支援等に使われます。
目録を受け取ったハリム副知事は「日いずる国・日本から心のこもったプレゼントに心から感謝します」とFOUNAPと浦和レッズのファン・サポーターに対し謝意を述べていました。 これに先立つ午前、ローカルの子供たちを対象にプログラムをスタート。子供用のサッカーゴールがなく、地域の方がこの日のためにあらかじめ造った竹の手製ゴールを用意してくれました。 ミニゲームで子供たちは元気さと素直さを発揮。ゴールが決まるたびに大きな歓声で盛り上がっていました。 午後は近くのジョイパラパイロット高校で、やはりローカルの小学生80名とサッカーを行いました。 午前、午後とも数十人が訪れた地域関係者には浦和レッズハートフルクラブの落合キャプテンがハートフル活動の意義を説明。大人たちも子供たちのプレーを興味深そうに見学していました。 プログラムに参加したジョル・ハシ君(14)は「とても楽しく、時間が足りないくらいでした。もっとサッカーをしたかったです。日本人のコーチは僕たちと一緒に楽しんでくれたのも嬉しかったです。」と感想を語っていました。また、ムドルクラ高校のカレック校長は「ドハール県を代表して感謝し、誇りに思っています。日本との関係は非常に良いですが、今回は子供たちが心からサッカーを楽しめたという面でもとてもうれしく思っています」と話していました。