国連の友 Asia-Pacific 会長 アンワルル K.チャウドリーより
【メッセージ】
国際連合(国連)を代表する者として、世界が直面する様々な問題に取り組んで参りました。この経験で得たものは、国連の恒久的意義です。60余年に渡る国連の存在意義は、全ての人々の人生への貢献です。新世紀に入り、人類が直面している様々な課題が山積している今こそ、国連の持つ、行動力と献身性が必要となります。貧困に喘ぎながら生活する何百万人もの子供達。広域的な環境保護、甚大な健康被害を齎す衛生面での改善、未来に繋がる医学の研究の開発、貧困の撲滅、農業や漁業の改良、普遍的初等教育、災害救助及び事前の準備、原子力の平和的活用、格差の無い労働問題等、国連の活動は数十億の人間の生活に密着しております。国連はグローバルなサポートで全ての人類に役立つ機関を備えている組織であると考えます。その国連の意義の大切さを長い間に渡って啓蒙活動してきたのが、私共の
『国連の友』
です。 この度アジアパシフィック地区での奉仕活動を円滑に行う為
『国連の友Asia-Pacific』
を設立することにより、その活動が拡がる可能性、及びそのイニシアティブを大いに奨励致します。
【経歴】
元国連事務次長兼上級代表(後発・内陸・小島嶼開発途上国担当)
第66 回国連総会 議長上級顧問
バングラデシュ国連常駐代表として国連安全保障理事会議長、ユニセフ執行理事会議長などを歴任。
在任中、安全保障理事会議長、国連児童基金(UNICEF)執行理事会議長、経済社会理事会副議長、国連総会第5委員会(行財政問題) 議長を歴任。また平和と文化の功労者として、ウ・タント平和賞、ユネスコ・ガンジー金賞の受賞者でもある。
また2000年には、国連創立以来、初めて『女性の平和と安全保障』に焦点を当てた決議書の草案を作成し、国連安保理決議1325号を採択させ、国連に於ける女性問題の先駆者の一人として現在も活動を行っている。
|