2011年1月19日、浦和レッズの本拠地、埼玉スタジアムに於いて浦和レッズ2011シーズン『SPORTS FOR PEACE』のロゴ入りユニフォームの発表記者会見が行われました。
「浦和レッズ」と連携してスタートさせた国連プログラム『SPORTS FOR PEACE!』(SfP)のロゴがユニフォームに入りました。
スポーツの基盤である『フェアプレー、チームワーク、協力、相手に対する敬意』は、積極的な人間関係、協力的な行為、および相互援助を必要とし、これは平和と繁栄を築く過程と同じものであると考えられます。 その誓いの証として、浦和レッズ 2011年モデルのユニフォーム(オーセンティックに限定)に初めて国連の友マーク入りのコラボレーションロゴを加えることになりました。
ノエル J. ブラウン 国連の友代表
『国連の主だった上級職員立ち会いのもと、ニューヨークの国連本部でクラブチームとして初めて提携したのは2009年3月でした。浦和レッズという常に注目され、アジアのサッカー界でもオピニオンリーダー的存在である素晴らしいクラブチームが『スポーツを通じて平和を!』のフラッグを率先して掲げて頂いている事に感謝を申し上げます。
ユニフォームに私達の国連のロゴマークを貼り付けて頂いた事を誇らしく思うと共にスポーツがもたらす規範と心身育成の更なる啓発活動に期待し、昨年夏より開始している『SPORTS FOR PEACE !』活動が、地域社会、経済、文化を結びつける更なる架け橋となり、人々の親交を深め、多様性を受け入れる寛容の心を育むものであると確信しております。』
アンワルル K. チャウドリー 国連の友Asia-Pacific理事
『スポーツ(サッカー)は人々に希望を与えてくれます。スポーツは世界の人々を魅了し、言語や文化、風習の違いを超えて、人間の持っている無限の可能性を教えてくれます。
国連は8つのミレニアム開発目標(MDGs)達成の為に、スポーツの持っているポテンシャルは何よりも重要なファクターの一つであると考えています。浦和レッズのユニフォームに刻まれた「SPORTS FOR PEACE !」が世界の合言葉となれます様に!』
【SPORTS FOR PEACE】プログラムとは?
スポーツは、開発と平和目的及び国連ミレニアム開発目標(MDGs)を達成する為に必要な国際的なツールであるという認識から、国連は【Sport for Development and Peace】プログラムを2001年に立案し、開始しました。 1948年、国連総会で採択された『世界人権宣言』は、すべての人間は健康的で文化的な生活を追求する権利を持っていると断言しています。スポーツを通じた健全な生活を送る事もすべての人類の権利であり、国連加盟国政府はそれを保護し、実現させなければならないのです。