【椛謌鼡サ商 代表取締役社長 林三郎 様】
私共第一興商は、震災直後より、"歌"・"音楽"を通じた被災者支援活動を行って
おります。当初は、店舗での寄付金受け付けや、支援メニューの売り上げの一部
の寄付など義捐金活動を行いました。しかしながら時間の経過とともになすべき
支援の形は変わるべきだと考え、どのような支援策が被災地の皆さまのお役に立
てるだろうか… と思案しておりました。
そんな時、国連の友さんより、被災から数カ月経過した時、最も大切な活動は「被災者の心に寄り添う活動」であるとのお話を頂き、"Friends of the United Nations Sing for Smile Program"にご協力させて頂くことになりました。
"Friends of the United Nations Sing for Smile Program"は、単にカラオケカーをご提供することが目的ではありません。カラオケカーは一つのツールであって、大切なのは、被災者の方々自らが参加する"コミュニティ"の形成であり、中心には被災者の皆さまが自らお立ちになって頂くことです。
大切な人々や思い出の品を失い、長年お付き合いされた地域の方々とも離れ離れに暮らすことを余儀なくされ、物質的のみならず、精神的にも我慢を強いられる現実に、心が擦り切れる毎日をお送りのことと存じます。
そんな日々の暮らしの中で、歌い、仮設のコミュニケーションが活性化し、ほんの数分間でも皆様の心が潤い、笑顔の時間を共有して頂ければ… と、そんな思いで参加させて頂いております。
また今回のプログラムは医療活動も併せて行われます。
国連の友医療団リーダーである、桧田医師を中心に、被災地の皆さまに必要とされる
”心のケア”
にご協力させて頂いております。
「歌をうたう!」という行為が一人でも多くの被災者を元気づけ、その元気が結集されてコミュニティが活気づく!… そのお手伝いを、当社のみならず業界全体で取り組む活動に広げていければ幸いです。
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