国連の友 Foun Asia-Pacific world flags

ホーム
メッセージ
組織構成
活動内容
提携活動
ニュース
リンク
アクセス

yokosen
国連の友 本部住所
国連の友 本部ロゴ
yokosen
国連の友 AP住所
国連の友アジアロゴ
yokosen

yokosen

© 2009 Friends of the United Nations Asia-Pacific.
All Rights Reserved.

E-mail us with your questions or comments
admin@founap.org


『Sing for Smile Program』活動レポート

2012年1月21日(土)大船渡市並びに陸前高田市の仮設住居において“被災者の心のケア”を目的としたカラオケカー帯同の巡回診療医療 、“Friends of the United Nations Sing for Smile Program”を岩手県大船渡市宮田仮設住居よりスタートさせて頂きました。

Sing for Smile Program_photo01 このプログラムは『国連の友心療医療チーム』を中心として、巡回心療医療とカラオケを活用し、一人でも多くの被災者の皆様の“心”を支える活動です。

カラオケは、発声による健康増進や、好きな歌を歌う事による精神的安定やリラックス効果等、医学的効果も期待されています。
又、今回のプログラムの特徴は、誰もが自発的にご参加頂けるところです。

カラオケを通じて、家族や友達、特に近隣の方々との会話の一つの糸口になり、仮設住宅でのコミュニティーの場を拡げる事により、孤独感の軽減にもつながります。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

平山清人自治会長 【宮田仮設住居自治会長 平山清人 様】

 『この宮田仮設で暮らす方の特徴は、離れた各地から集まって来られた方が多い
 ところです。この宮田仮設は120世帯中、おおよそ40世帯が高齢者、独居の方達
 であり、当然ながら入居者同士のコミュニケーションを取るのは非常に難しく、
 そして仮設内では隣同士の壁が防音で無い為に、大きな声を出す事が難しいのが
 現状です。

昨年7月以降に入居してから、ようやく近隣とのコミュニケーションが拡がりつつある中で、カラオケカーという一つの場所を利用して人が集まり、普段室内では出せない大きな声を出して歌を歌えるというのは、不安を拭い去り、自分自身が元気になる…素晴らしい初動では無いかと思っております。

今回、国連の友さんを通じて第一興商さんとのカラオケカーを利用した診療医療プルグラムの常設の要請をさせて頂きまして本日に至りました
どうしても支援というのは、仮設住宅の住民だけが注目されがちですが、今回は在宅避難の方、みなし避難生活の方も含め、仮設住宅の方のみならずに周辺の住民の方達にも活用して頂き、皆で元気になっていこう!という取り組みをこれから進めていきたいと考えております。

やはり個人レベルでは、どこに住めるのか?どこに家を建てられるのか? 仮設はいつまでいれるのか?そういった不安が大きくなっていく事に対して ”心のケア” がこれから益々必要とされてくると、私も強く感じております。
この場所を選んでくれた事に厚く御礼を申し上げます。大変有難うございます。』

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

平山清人自治会長 【椛謌鼡サ商 代表取締役社長 林三郎 様】

 私共第一興商は、震災直後より、"歌"・"音楽"を通じた被災者支援活動を行って
 おります。当初は、店舗での寄付金受け付けや、支援メニューの売り上げの一部
 の寄付など義捐金活動を行いました。しかしながら時間の経過とともになすべき
 支援の形は変わるべきだと考え、どのような支援策が被災地の皆さまのお役に立
 てるだろうか… と思案しておりました。

そんな時、国連の友さんより、被災から数カ月経過した時、最も大切な活動は「被災者の心に寄り添う活動」であるとのお話を頂き、"Friends of the United Nations Sing for Smile Program"にご協力させて頂くことになりました。
"Friends of the United Nations Sing for Smile Program"は、単にカラオケカーをご提供することが目的ではありません。カラオケカーは一つのツールであって、大切なのは、被災者の方々自らが参加する"コミュニティ"の形成であり、中心には被災者の皆さまが自らお立ちになって頂くことです。

大切な人々や思い出の品を失い、長年お付き合いされた地域の方々とも離れ離れに暮らすことを余儀なくされ、物質的のみならず、精神的にも我慢を強いられる現実に、心が擦り切れる毎日をお送りのことと存じます。

そんな日々の暮らしの中で、歌い、仮設のコミュニケーションが活性化し、ほんの数分間でも皆様の心が潤い、笑顔の時間を共有して頂ければ… と、そんな思いで参加させて頂いております。

また今回のプログラムは医療活動も併せて行われます。
国連の友医療団リーダーである、桧田医師を中心に、被災地の皆さまに必要とされる ”心のケア” にご協力させて頂いております。
「歌をうたう!」という行為が一人でも多くの被災者を元気づけ、その元気が結集されてコミュニティが活気づく!… そのお手伝いを、当社のみならず業界全体で取り組む活動に広げていければ幸いです。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

「Friends of the United Nations Sing for Smile Program」の目的でもある”コミュニティーの活性化”にカラオケカーは大きな役割を果たしています。引き続き多くの方にご利用頂ける様、努めて参ります。

world flags
© 2009 Friends of the United Nations Asia-Pacific. All Rights Reserved.