門田さんは困難な生活を送り続けている被災者の皆さんに以下の話をされました。
『私は、身長が170cmですので、野球界ではチビになります。
体格の違いをカバーする為に、通常よりは長いバットを使い、重さも1kgありました。
1kgのバットをまともに振れる様になるのに7年もかかりました。
昔の選手は皆、我流です。
しかし、我流なのでスランプにも落ちる事が少ないのです。車でも、自分でタイヤや部品を組み立てた場合、調子が悪くなればどこが悪くなったのか分かります。
他人が作った自動車では、調子が悪くなった時に、どこが悪いのかも分かりません。
自分のスタイルを築けば、調子が悪くなれば、自分で調整し、体の改善もし易いです。』
最後に門田さんから
『私は、現役時代、右肩の骨折、アキレス腱挫傷に始まり、引退後は、糖尿病、脳梗塞、右耳の難聴等、怪我や病気ばかりでした。
こんな私も頑張っていますので、皆さんも頑張って下さい。』
とのお言葉で交流会を終え、門田さんの自分の経験を元にしたお話に、被災者の方々からは、時には笑いと感動が起こり、終始リラックスした表情を浮かべていました。
引続き国連の友と名球会は、被災地共同支援活動を毎月行って参ります。
上記和訳文は、国連の友NY本部を通じ提出された各国連関連機関
及び国連NGOへの報告書(英語原文)より抜粋しています。
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