“1ヶ月800円で、一人の子どもが本、衣服の費用を含め、
学校に通うことができます”
募金活動をはじめ、提携活動から生じる募金・物品はバングラデシュを始め
アジア太平洋地域の支援及び交流活動のために使用される予定です。
■バングラデシュの現状
バングラデシュは1947年、東パキスタンとしてインドから独立しましたが、1971年にはバングラデシュとして独立しました。南東部のチャタゴン丘陵地帯を除けば国土の大部分が低地の為、雨季になると河川が氾濫や台風の為、毎年国土の70%が浸水するほどの洪水被害で多くの人命が失われています。
国土は北海道の1.7倍程の広さで、そこに約1億5千万人(2007年)の人たちが住んでおり、人口密度は世界一です。人口増加により、ますます貧困に拍車がかかり、約52%の子供達が栄養不足で、約4,300万人が飢餓に苦しんでいます。また貧困や家庭内暴力によって親元を離れ路上生活を送る子供の数が首都ダッカだけでも33万人以上と言われています。この他にも地中に存在するヒ素による健康問題や、人口の半分の人が文字を読めない非識字率等の教育問題等見過ごせない問題が山積しています。
○栄養不良改善と成人教育支援
ダッカの栄養失調の子供たちのために栄養プログラムへの資金提供及びバングラデシュ全域で、識字能力センターに資金供給も行います。
○ランプル(北バングラデシュ)のエコ村プロジェクト
2004年から北バングラデシュにあるバスガリという村で新しいプロジェクトが始まりました。マイクロ・クレジット及び自活トレーニングプログラム等の職業訓練を行っています。
職業訓練の構成要素としては、自然保全の概念教育と自然資源の再利用、また 持続的農業、養蜂、畜産、太陽エネルギーを使用した小規模事業発展のトレーニングプログラムを提供します。
○ドハール地区のムクシュップルでの無料診療所支援
毎週金、土曜日の9時〜17時まで行っている無料診察所のボランティア支援。バングラデシュでは慢性的な貧困に加え、頻繁に派生する洪水、その後発生するコレラや赤痢、マラリアといった感染症により多くの命が失われています。また貧しさゆえに医者にかかることもできず、失われる命がたくさんあります。
募金活動をはじめ、提携活動から生じる募金・物品はバングラデシュを始めアジア太平洋地域の支援及び交流活動の為に使用される予定です。
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